河口湖ミューズ館 −与 勇輝 館−
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人形は自分の分身
闘IV  作者がつくる物語の登場人物や懐かしい着物姿、日常の光景、幻想的な妖精の人形たち。
そのほとんどは自然体で生き生きとした子どもたちです。

 8歳の時に終戦を迎え、世の中の混乱と荒廃の中で一生懸命に生き抜く人々を見て育った作者には
「記憶の中にまだ残っている当時のことを、愛借の思いを込めながら、人形という形にしたい」という思いが強くあります。
着物姿の子どもの作品は、混乱の最中も明るさを失わずに自然の中へ溶け込むようにして遊んだ当時の子どもたちをイメージしたり、
作者自身の思い出を重ね合わせているのです。

チュチュ  小さな妖精の作品は作者が描いた心象風景の中の生きもの、自由と夢想の世界に棲む妖精です。
作者の夢の中に出てくる妖精の大きさは20センチくらい。汚れのない彼らは作者の願望でもあります。

 これらの作品たちは、時代や着ている物は違っていても中身は同じです。
純粋無垢、動物的にということを頭に置き、子どもと同じ目線、子どもに同化してつくるように心がけられ、
嬉しさや悲しみ、淋しさなどが入り混じった人間そのものが表現されています。
ひとつひとつに作者の想いが詰め込まれているのです。

 作者にとって人形とは、自分を凝縮させて姿形を変えた分身であり、
心の奥にある変身願望の現れでもあります。
つまり外見も内面もよく映し出す鏡なのです。
自分自身から目を背けずに向かい合わなければ、分身をつくり出すことはできません。
自分と闘うその苦しみは、つくるというより、母親のように生み出す作業とも言えるのです。

 いくつか平行してつくることもありますが、作品1体につき平均3〜4週間は費やし、
 年間10体ほど生まれる子どもたち。
 過去の作品からは当時の自分が見え、日記のようで照れくさいそうです。

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